
こんにちは♪
また凄い映画を観てしまった…!
『K-PAX』
物凄い「癒し」でした。
ちょっと中身を話してしまうので
これから観る方はここまでで失礼します🙇♀️

この映画。
途中も、終わった後も、
ものすごい上質なヒーリングセッションとか啓発セッションにしか思えなかったです😲
序盤からプロット(K-PAXという精神性が高い星の人)の発言や行動がいちいちホッとさせて
地球のこの殺伐感から掬い上げてくれるような感じになるんですけど、
それだけでなく、
後半、精神病院に入院している人を、簡単かつ自然な感じで健康な方向に導いていくんです。
そこが本当に見事で素敵で・・・!
入院している人たちに
プロットの本物感とか素晴らしさが肌で伝わっているというのが一番大きいんだと思うけど
(入院している人たちは本来病気なのでなく単に繊細なのだと思うのですが、この映画ではそういうのが空気のように表現されているんです。素敵)
自然とそれぞれの心も行動も解放して、生き生きとしてくるんですよ。
別にドラマチックに描いてあるわけではないんだけど、心底感動するんです。
そうそう、人嫌いなわんちゃんにも速攻で伝わってました。
中でも、わたしが一番凄いなと思ったのは、
K-PAX凄い・地球人ダメ、で終わる作品でなかったところ。
上下評価とか高次信奉じゃないんです。
最高です。
プロットは(少なくとも映画の中では)地球の友人にウォークインした状態なんです。
友人が助けを求める声に呼応して、何度か地球に来てたんだけど、
今回呼ばれて来た時に、友人は物凄い辛い目に遭っていて、心が壊れちゃって体も捨てようとしてたみたい(自殺)。
そこにウォークインして体を維持してた、という話で、
今度プロットが帰星すると
心が壊れたままのその友人が残っちゃうことになってたんですよね。
悲しいことだけど自然なこと、として受け入れることになっていたと思うんですけど。
でも、なんと、それを、
プロットより知性も精神性もずっと未熟な地球人が救うことになるんです。
プロットを疑い、上から目線で憐んでいた精神科医のおじさんが、
プロットに寄せた関心・思いのままに必死で調査することで、友人の真実にたどり着き、
プロットが友人の体から抜けて帰星した後、
その友人のそばに優しく居続けてあげるようになるんです!!!
凄い!
自分の立ち位置で、自分の心から動くことって、やっぱり大事なんだ!と思ったし、
波動だとか精神性だとか知性だとかそういうものが高い方がいいってだけでは違う、今の地球人の、地に足がついた目線で見えるものもあるし、大事なことがある!と
メッセージをもらった気がしました。
エンドロール最後に、
精神科医のおじさんが、庭で、望遠鏡をのぞいて、夜空に微笑みかけているんですけど、
それだけで彼が、「プロットはK-PAXから来た」ということを信じた(信じる気になった)と観客に見せているところが
もう、この映画本当に凄いな…。と最後まで舌を巻きました。
K-PAXに一人だけ連れて行ける人に、家がないという人を選んで帰ったのも、あったかくて、
隅から隅まで愛と敬意がいっぱい。素晴らしい。
またいつかきっと見る、宝物な映画。
実際、高次の星からダウンロードしているから素晴らしい映画になったのかな…!
🎬🤍❤️
